[II-113] 海の森水上競技場 締切・護岸取付部の遮水工の設計
キーワード:海の森水上競技場、遮水工、可撓性ゴム板
海の森水上競技場は,東京港の既設埋立地の水路を新設の締切で遮断することにより静穏性を確保する,東京2020年大会のボート・カヌーの会場である.新設締切と既設護岸の取付部においては,締切や護岸の,水平および鉛直方向の相対変位に追従しながら,競技時に計画されている競技場内の水位を一定に維持するために,潮位変動のある外海から遮水する機能が要求されている.このような要求性能に対応するために,可撓性ゴム板と可塑性グラウトによる遮水構造を考案し,設計を行った.可撓性ゴム板については,実証実験により所要の性能を有することが確認された.
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