[II-118] Numerical Study on wave runup at pile structure
Keywords:pile structure, wave runup, Numerical simulation, OpenFOAM
洋上風力発電施設の杭基礎においては,来襲波浪により杭基礎前面で大規模の打ち上げが発生した場合,水塊が風車羽根に衝突し,運転に支障をきたす恐れがある.そこで本研究では杭基礎を対象とし,杭基礎の断面形状や波形勾配が異なる条件で,波の打ち上げ高に関する三次元数値解析を実施した.本解析結果より,杭径が波長の0.2以下であっても打ち上げ高は通過波の2倍程度に大きくなる場合があり,特に来襲波が杭基礎前後で砕波する条件では波形勾配が小さいほど顕著であることが分かった.杭基礎の断面形状によっては,打ち上げが大きく,洋上風力発電施設では風車羽根への水塊衝突の検討の必要性が示唆された.
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