令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第II部門

ダム堆砂・排砂

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 II-1 (幸町北3号館 323講義室)

座長:角 哲也(京都大学防災研究所)

[II-123] 堆砂の影響を受けるダムの常用洪水吐きゲート周辺流れ場の数値計算

*高田 翔也1、角 哲也2 (1. 京都大学大学院都市社会工学専攻、2. 京都大学防災研究所)

キーワード:ダム堆砂、ゲート閉塞、沈木、数値計算、OpenFOAM、裾花ダム

洪水調節機能を担うダムは,ゲートを有する場合,その確実な操作が求められる.長野県裾花ダムでは,洪水調節操作時にゲート敷高にまで達した堆砂とその付近に存在していたと考えられる沈木を引き込み,ゲート操作不能となった事例がある.このような事例は他に報告されていないものの,今後それぞれのダムで堆砂が進行することを踏まえると,その閉塞機構の解明は重要である.本研究では,その第一歩として,数値計算を用いて堆砂進行がゲート周辺の流れ場に与える影響について検討を行った。その結果,堆砂進行が沈木によるゲート閉塞リスクを高める可能性があることが示唆された。

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