[II-127] 航空レーザ測深(ALB)のダム貯水池の地形計測への適用性
キーワード:ダム貯水池、深浅測量、航空レーザ測深
ダム貯水池では,土砂管理のために定期的に測量を行い,堆砂状況を把握している.この際,所定の横断測線上の地形を計測するのが一般的であるが,面的で詳細な地形情報があれば堆砂対策の検討の高度化が期待できる.そこで,本検討ではダム貯水池における面的な地形データに対する航空レーザ測量(ALB)の適用性検証を目的として,ALB計測を実施するとともに,深浅測量で得られた地形との比較を行った.本検討の条件(水深6m以浅,透明度が高い)であれば,従来の深浅測量(音響測深)と同程度の精度で,ALBによる面的な地形データを取得できることが確認できた.なお,水深や濁度などの計測限界の把握については,今後の課題である.
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