令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第II部門

河川・水理構造物 (1)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 II-1 (幸町北3号館 323講義室)

座長:笹岡 信吾(国土技術政策総合研究所)

[II-136] 粘着性を有する堤防の侵食挙動に関する実験的研究

*清水 皓一1、音田 慎一郎1、肥後 陽介1、細田 尚1 (1. 京都大学大学院工学研究科)

キーワード:破堤、侵食、水理模型実験

局所的集中豪雨の発生が増加しているのに伴い,河川堤防が決壊する事例が報告されており,越流による堤体の侵食挙動について知見を得ることは河川工学的に重要である.これまで越流破堤に関する実験的研究が数多く行われてきたが,未だに十分な知見が得られているとは言い難い.本研究では,水平直線水路に基礎地盤及び堤体を設置し,粒径・粘着性の有無を変えて破堤に関する水理模型実験を行い,それぞれの結果を比較することで破堤過程における粒径・粘着性による影響を考察した.

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