令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第II部門

流出・洪水 (1)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 II-2 (幸町北3号館 331講義室)

座長:藤村 和正(明星大学)

[II-149] 鉛直積算雨水量による予測雨量を用いた河川水位の予測可能性

*干場 希乃1、清水 啓太1、山田 正2、青木 啓祐1、寺井 しおり2、諸岡 良優4、吉見 和紘3 (1. 中央大学大学院、2. 中央大学、3. 東芝インフラシステムズ(株)、4. 国立研究開発法人 土木研究所)

近年、ゲリラ豪雨が頻発しており、1秒でも早く降雨予測することで被害軽減することが必要である。ゲリラ豪雨の降雨予測手法には鉛直積算雨水量を用いた降雨予測が提案され、近年開発されたマルチパラメータフェーズドアレイ気象レーダの降雨データを用いることで、従来の気象レーダよりもより高い空間分解能・時間分解能で降雨予測ができると期待されている。本研究では鉛直積算雨水量による降雨予測を用いて降雨流出解析をし、河川水位の予測可能性について検討した。その結果、水位の予測は20分先まで精度よく算出され、河川水位の予測が危機管理上、有用である可能性があることが明らかとなった。

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