[II-153] 大場川上流排水機場の増強による内水浸水対策について
キーワード:河川施設の有効活用、排水機場の増強、内水浸水対策、低地河川の治水対策
大場川下流域は,国が管理する中川,江戸川,三郷放水路に囲まれた低平地であり,H25.10台風やH27.9関東・東北豪雨では,河川水位の高い状態が長時間続き多くの内水浸水被害が発生した.また,大場川下流域は都市化が著しく河川の両岸には住宅が近接し河道拡幅のための用地買収には多くの時間が必要である.さらに,地盤が軟弱であり河道掘削には現在の矢板護岸の背面に約14mの鋼管井筒矢板を打設し掘削することが必要であり多くの費用と時間がかかる.そこで,早期に浸水被害を解消する方法として大場川下流排水機場の増強を優先的に整備することとし,整備効果について検討を行った.
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