[II-155] 水害区域図を用いた洪水危険度指標のしきい値の決定方法の基礎的検討
キーワード:水害区域図、洪水危険度、分布型水文モデル
星野らは現在の河川流量と過去の長期間の河川流量の統計関係から新たな洪水危険度指標(以下,FHIと略す.)を提案し,その有用性を明らかにした.しかしながら,水害を引き起こすFHIのしきい値の決定方法が確立されていない.そこで本研究では水害区域図から水害情報を抽出し,FHIとの関係を調べることによって,その閾値の決定方法の検討を行った.具体的には,上流域面積が同じ河川位置においては同程度の洪水危険度を有すると仮定し,水害の発生した期間の最大FHIと上流域面積の関係を分析することでFHIのしきい値の決定方法を示した.
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