Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第II部門

流出・洪水 (2)

Thu. Sep 5, 2019 10:25 AM - 11:55 AM II-2 (幸町北3号館 331講義室)

座長:山本 隆広(長岡工業高等専門学校)

[II-162] Improvement of flood prediction method (DIEX-Flood) and its application to longitudinal profile of water level in Kinu River

*伊藤 毅彦1、柏田 仁2、二瓶 泰雄3、片岡 智哉3、小野村 史穂3 (1. 東京理科大学大学院理工学研究科土木工学専攻、2. パシフィックコンサルタンツ株式会社、3. 東京理科大学理工学部土木工学科)

Keywords:Flood Prediction, DIEX-Flood, Data Assimilation, Water level, Longitudinal profile, Kinu River

河川氾濫に対する対策として,水位観測ネットワークの構築と洪水予測技術の高度化は必須である.既往研究において,多地点の水位データを同化可能である洪水予測手法DIEX-Floodが開発されたが,計算対象洪水によっては,計算結果の不安定化や発散という事象が確認された.そこで本研究では,一次元不定流計算を行う従来法に対して,データ同化時は不等流計算,非データ同化時は不定流計算を行うように,本手法における数値計算の改良を行い,計算負荷の低減及びロバスト性の向上を図った.また,この改良版を鬼怒川に適用した結果,洪水時・平常時を問わず,縦断分布における水位が計算可能となり,本手法の基本的な有効性を示した.

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