[II-164] 平成30 年7 月西日本豪雨における山口県島田川水系東川の河川氾濫の実態解明
キーワード:平成30年7月豪雨、河川氾濫、UAV、SfM-MVS、RRI モデル、iRIC
平成30年7月豪雨により,山口県岩国市獺越地区で土石流および河川氾濫が複合的に発生した.当該地区のような災害ケースについて調査した論文は少なく,今後の災害に対する適応案を講じる上で重要であると考えられるため,本研究では獺越地区における河川氾濫の実態を解明することを目的とし,被災直後からの獺越地区の踏査,UAV を用いた測量,東川の流出解析および氾濫解析を実施した.その結果,当該地区の河川氾濫は,土石流の流入が無ければ発生しなかった可能性が高く,土石流が直接河川に流入することが想定される河川区間では大量の土砂・流木が流入することを想定した河川管理が必要であることが示唆された.
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