[II-165] 平成30年7月豪雨における宇和島市内の保育園の被災と災害対応
キーワード:平成30年7月豪雨、宇和島市、土砂災害、浸水被害、リスク管理、保育園
平成30年7月豪雨で被災した宇和島市内の保育園の災害対応について,聞き取り調査により調べた.保育園は休園しないのが前提となっており,各所で被害が発生している早朝に職員が園周辺の状況を確認した上で,休園を決定している.宇和島市では7日7時に土砂災害の危険性の高い地区を対象に避難勧告が発令された.保育所では早くから登園してくる園児に対応するため,早朝出勤の職員が7時前後に出勤しようとするが,この時間帯の猛烈な雨と土砂災害の発生により,困難な状況に直面した.甚大な被害の中でもほとんど休むことなく再開しており,被災した際の再開計画(業務継続計画)の作成は保育園にとって重要である.
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