[II-171] 福知山市街地における内水氾濫時の安全避難に関する検討
キーワード:内水氾濫、集中豪雨、安全避難、地方都市、氾濫解析
2014年8月,京都府福知山市で短時間集中豪雨による内水氾濫が発生した.福知山市は外水氾濫常襲地であるが,内水被害も多くみられる.近年の災害に対して,ハード対策だけでなくソフト対策も強化し災害に対する安全性を高めることが重要とされている.本研究では,福知山市を対象として外水氾濫常襲地の内水氾濫特性の検討と単位幅比力を用いた安全避難に関する検討を行った.その結果,内水氾濫特性として市街地北部南部それぞれから氾濫水が広がっていくことが示された.安全避難については,降雨量や排水ポンプの稼動状況に関わらず,市街地南部が最も早く自力避難限界をむかえ,その後市街地全体が自力避難限界になることを示した.
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