令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第II部門

国際複合災害・環境

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 II-2 (幸町北3号館 331講義室)

座長:谷口 健司(金沢大学)

[II-180] 地震・洪水複合災害発生状況の事例解析

*本間 升一朗1、二瓶 泰雄2、片岡 智哉2 (1. 東京理科大学大学院理工学研究科土木工学専攻、2. 東京理科大学理工学部土木工学専攻)

キーワード:複合災害、河川堤防、地震、洪水、破提

日本では地震と洪水が同時に発生することがあるが,河川堤防は地震と洪水の外力を別物として設計している.本研究では2000年から2018年までの日本において発生した地震と洪水の事例調査を行うことで,地震・洪水複合災害の発生を明らかにすることを目的としている.その結果,地震発生から洪水破堤が発生するまでの間隔が2000年代に比べ2010年代のほうが短くなっていることを示した.これは近年の気候変動に伴う豪雨被害の増大と2011年に発生した東日本大震災による影響が原因だと推測された.

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