[II-189] 捨石堤実験における断面形状画像計測手法の構築と実験の効率化
キーワード:OpenCV、Canny法、水理模型実験、捨石堤、効率化、働き方改革
著者らは施工途中の捨石堤が高波浪によって被災を受ける過程を検討するため,断面水路実験を行っている.従来,捨石堤の断面形状を計測する方法は,レーザー変位計を使用しているが,水中の捨石堤を計測する場合に精度の確保が困難な点と実験効率が良くない点が欠点として挙げられる.本研究では,画像解析を捨石堤の断面形状計測に利用し,造波を中断することなく,撮影した動画から任意時刻の断面形状を計測する手法を構築した.本手法は,従来手法と比較しても十分に使用できる精度であることが確認できた.また,データ取得間隔を短くし,実験からデータ解析までに要する時間も短縮できたことから,大幅な実験効率の向上が確認できた.
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