[II-193] 愛媛県沿岸を対象とした南海トラフ巨大地震津波によるアマモ場被害の予測について
キーワード:津波シミュレーション、土砂移動、アマモ場、津波被害推定、南海トラフ、計算解像度
2011年東日本大震災では、東北沿岸で津波による広域な藻場被害が確認された。将来、発生が予想されている南海トラフ巨大地震津波では、西日本広域で藻場が消失した場合、水産業の復旧復興へ深刻なダメージを与えることが懸念される。
筆者らは、津波による影響が大きいアマモ場について、愛媛県を対象にその被害面積を概略的に推定する方法を検討している。津波シミュレーションを用いた被害面積推定で、30m程度の計算格子解像度が必要であること、土砂移動計算の有用性が確認できた。さらに、30m格子で愛媛県全沿岸の推定を行った結果、アマモ場の被害面積は約7.3km2にも及ぶことが分かった。
筆者らは、津波による影響が大きいアマモ場について、愛媛県を対象にその被害面積を概略的に推定する方法を検討している。津波シミュレーションを用いた被害面積推定で、30m程度の計算格子解像度が必要であること、土砂移動計算の有用性が確認できた。さらに、30m格子で愛媛県全沿岸の推定を行った結果、アマモ場の被害面積は約7.3km2にも及ぶことが分かった。
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