[II-206] 大量の土砂が流入した釜無川洪水時の流入土砂量ハイドログラフの推定
キーワード:洪水流、河床変動、流入土砂量ハイドログラフ、境界条件
釜無川昭和57年8月洪水は戦後最大の流量を記録し,上流山地から流出した大量の土砂が河道に土砂が堆積し,澪筋が堤防際に変化した.このような土砂が大量に流入する河川の洪水流と河床変動機構を明らかにする必要がある.本研究では,準三次元解析を用いて実測の縦断的な河床変動を再現するような上流端境界条件となる流入土砂量ハイドログラフについて検討した.そして検討を重ね得られた流入土砂量ハイドログラフの再現性を実測と比較し検証した.その結果実測を再現するような土砂量は160万m³から230万m³であると推定した.
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