[II-211] The revetment damage form by H28.8 Otofuke River flood and the inference of the damage process by numerical analysis
北海道では,H28.8出水により特に十勝川水系音更川においては,護岸被災が多数発生した。本論は現地状況と数値解析により護岸の被災過程について推察した。現地確認による護岸被災状況では,被災形状や位置から① 護岸背面土砂洗掘による護岸法覆流出② 護岸下部の流出③ 護岸背面土砂洗掘による上端部から護岸法覆流出の3ケースに分類されると考えられた。また,平面2次元河床変動計算では蛇行発達に伴い流向が変化し,河岸侵食箇所から護岸方向に向かい,護岸外側の河床は洗掘傾向にあった。これは上記ケース③に該当すると考えられ,今回の計算により護岸流出の定性的傾向を推察できたものと思われる.
Abstract password authentication.
Password is required to view the abstract. Please enter a password to authenticate.