[II-27] ジェットポンプ式流動装置の装置形状が混合管内の流動特性に及ぼす影響
キーワード:ジェットポンプ式流動装置、混合性能、吸引、PIV
湖沼などの閉鎖性水域での水質汚濁対策として、ジェットポンプ式流動装置が用いられる。既往の研究では、混合管長が混合管径の5~6倍は必要だと分かっている。そこで、ノズル口径を考慮した場合の関係性を流速測定により既往の理論式と評価した。流速の実測値と理論値を比較すると、実測値は理論値よりも小さくなる。これはノズルの摩擦損失および形状損失を考慮していなかったこと、蛇行が生じていることが考えられる。ノズル口径と混合管径の比は大きすぎても小さすぎても流動性能は低下するが、その中間が駆動水と吸引水がバランスよく確保できるため、最も流量が大きくなり、混合されにくく、より大きな混合管長を要する。
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