[II-44] 自己組織化マップを用いた近未来気候における降水量・気圧分布の変化特性に関する検討
キーワード:d4PDF、近未来気候変動、地球温暖化、降水量、気圧、自己組織化マップ
既往の研究では、地球温暖化によって近未来気候での無降水日数や集中豪雨が増加する可能性が指摘されており、水害や干ばつが深刻化する恐れがある.したがって今後の社会資本整備を考える上では,近未来(21世紀末)気候における降水量の変化を考慮した検討が不可欠となる.本研究では,d4PDFに自己組織化マップを適用しクラスター分類を行うことで,夏季(6~8月)九州地方の近未来気候における降水量および気圧の空間分布変化について検討した.近未来気候では夏季の豪雨時において南部九州と西部九州で局所的に豪雨が発生するパターンは増加する一方,九州全域での豪雨パターンは減少することが分かった.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。