[II-52] A study on verification of snowmelt estimation method in nirehara, Toyama Prefecture
Keywords:Snowmelt model, Heat balance method, Degree-day method
北陸地方において融雪期の斜面災害が頻発している.特に大きな被害が出た事例として,平成22年に富山県岩稲で発生した道路盛土法面の崩壊が挙げられる.それを踏まえて本研究では複数の融雪量推定手法を当該地域に適用し,ライシメータによる観測値との比較およびモデルの妥当性の検証を行った.また,国道41号線で発生した土砂災害時の融雪量を算定し,融雪が災害に与えた影響について考察を行った.その結果,計算を実施したほぼ全ての年において簡易熱収支法による推定値と観測値の相関係数が0.80以上であった.また,国道41号線で発生した融雪災害では,融雪のみならず複数の誘因が影響を与えた可能性が考えられる.
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