Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第II部門

津波・高潮 (1)

Tue. Sep 3, 2019 8:40 AM - 10:10 AM II-3 (幸町北3号館 332講義室)

座長:奥村 与志弘(関西大学)

[II-59] Experimental Study on Submarine Defense Structure for Tsunami using Circulating Water Channel

*田中 厚成1 (1. 自宅)

Keywords:Experimental Study on Submarine Defense Structure for Tsunami using Circulating Water Channel

目的 海岸線に近づき巨大化した津波流の破壊力を大幅低減する

要旨 大津波が銚子市潮見町前の海域にも襲来し、やがて“白い波の巨大な壁”が出現した。その先の陸側の海面で大津波の破壊力が増している様子は、近くの高台へ避難した人達により観察された。これを参考に本研究グループでは津波回流水槽を改造し、津波海中防波装置模型実験を実施した。その結果、水深の1/2の高さの津波海中防波装置を取付けると、大津波の破壊力および陸遡上高は共に装置の無い場合の半分以下となる結果が得られた。

結論 津波海中防波装置により、大津波の破壊力および陸遡上高が半分以下になるという実験結果が得られた。今後更に実験の信頼性の向上を図っていく。

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