Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第II部門

津波・高潮 (2)

Tue. Sep 3, 2019 10:25 AM - 11:55 AM II-3 (幸町北3号館 332講義室)

座長:平山 克也(港湾空港技術研究所)

[II-63] Experimental study of Lift Force Acting on Shell Structure Gate by River run-up Tsunami under waterless Condition.

*横山 慎1,2、中西 哲1、石神 孝之1 (1. 土木研究所、2. IHIインフラシステム)

Keywords:river-running up tsunami, shell structure gate, hydraulic model experiment, wave pressure

先の東日本大震災では,河川遡上津波により,シェル構造ゲートが浮き上がり,一時操作不能になる等の被災を受けた。ゲートが操作不能になると,洪水の流下能力の障害になる等の問題が生じるため,ゲートに作用する津波波圧を解明する必要がある。ゲート下流水位が存在する条件下における,津波波力については明らかにされているが,下流がドライの条件下での波力は不明である。本研究では,水理模型実験により,下流が水位が殆ど無い(ドライ)条件下でのシェルゲートへの鉛直荷重を検討し,陸上遡上津波の推定式である榊山の式と比較した。その結果,実験から算出した鉛直荷重は榊山の式よりも大きくなることが明らかになった。

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