津波・高潮 (2)

[II-64] Application and Measurement of Effectiveness with Tsunami 3DCG Animations for Disaster Education

*田渡 竜乃介¹、馬淵 幸雄¹、鈴木 健太郎²、佐々木 幹夫³ (1. パシフィックコンサルタンツ、2. 青森県 県土整備部 河川砂防課、3. 八戸工業大学 社会基盤工学専攻)

Keywords:Disaster Education, 3DCG, Tsunami Simulation, Lecture for Local Residents, Questionnaire, Mutsu city

従来、津波解析結果の可視化方法として平面２次元アニメーションや鳥瞰ＣＧが作成されてきたが、より理解が深まる手法として、浸水域に立った人の視点（アイレベル）から津波を見る３次元ＣＧについて近年様々な提案が行われている。しかし、いずれの先行研究でも作成の経緯のみについて議論しており、それを地域住民の防災教育に実際に使用した例、及び視聴後のフィードバックについて報告した例は少ない。本研究では、青森県むつ市大畑地区において作成した津波3次元CGを同市の講演会にて活用した事例及び参加者へのアンケート結果から、津波防災教育のための津波3次元CGの効果ならびにその課題を明らかにした。