[II-70] 波浪場のXバンドレーダ観測による海岸地形の推定
キーワード:xバンドレーダ、汀線、水深推定、海岸地形
日本の多くの砂浜は浸食により砂を失い砂浜の保全が必要なため、海岸地形のデータ収集が必要である。本研究ではⅩバンドレーダ観測により海岸地形を推定することを検討した。Ⅹバンドレーダはコストが低く、観測可能な条件の制約が少ない、観測範囲が広いという利点がある。汀線位置の推定と水深分布の推定を行うことで海岸地形を推定した。汀線位置の推定はレーダ画像の時間平均画像を用いて行った。約4kmにわたる汀線位置を読みとることができた。レーダエコーから波浪情報を抽出し、分散関係式を用いて水深の空間分布を推定した。岸沖方向約800m、沿岸方向約1kmにおいて水深ー2mからー8mの範囲を良好に水深推定できた。
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