令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第II部門

河川水理・水理計測

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 II-1 (幸町北3号館 323講義室)

座長:安田 陽一(日本大学)

[II-92] 射流中の突起を越える流れにおける実験的検討

*宮川 拓也1、安田 陽一1 (1. 日本大学理工学部土木工学科)

キーワード:理想流体、実在流体、静水圧、水面形、圧力補正係数

突起を越える射流について,Fr=2.0,2.5の範囲で水面形を検討した.突起曲面開始位置から変曲点付近まで,下流面の変曲点付近から下流側の静水圧になるまでの圧力が静水圧より大きくなることが分かった.また,突起前後の変曲点の間では圧力が静水圧より小さくなることが分かった.水面形状について実測値と理想流体(静水圧)と仮定して得られた水面形を比較したところ流線の曲がりの影響によって差異が生じた.この差異は小さく,圧力を静水圧と仮定し,エネルギー損失を無視したとしてもその影響は小さいことが分かった.

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