令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

斜面 (4)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 III-4 (幸町北4号館 415講義室)

座長:北爪 貴史(東電設計株式会社)

[III-114] 立川橋の健全性の評価及び復旧方法

*山本 泰造1、難波 正幸2 (1. 西日本高速道路株式会社、2. NEXCO西日本コンサルタンツ株式会社)

キーワード:のり面、崩壊、豪雨災害、健全度、弾性波

平成30年7月の豪雨により,のり面の崩壊が起こり,高知道立川橋上部工が谷側に流出した. 上部工形式はPRC3径間連続3主版桁橋,基礎は深礎杭である.流出の原因は以下が想定される.
・土砂がA1-P1間上部工上に崩落し上部工を破壊
・土砂がA1-P1間上部工を横から押し,支承が破壊し,上部工全体を回転させながら流出
上部工が流出する際に支承,落橋防止を介して橋台・橋脚・基礎にも負荷がかかっており,健全性の確認が必要と判断した.基礎杭の掘削は既設への影響があるため,現況の変位測量,解析による影響確認及び弾性波探査によって健全性を確認した.その結果、残存橋台,橋脚の健全性は問題が無く,再利用可能と判断した。

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