地盤材料・一般／土質安定処理・地盤改良 (1)

[III-118] Study on bearing capacity characteristics of crushed stone pile compacted ground

*山﨑 誓也¹、末政 直晃¹、伊藤 和也¹、堀田 誠² (1. 東京都市大学、2. ハイスピードコーポレーション)

Keywords:crushed stone pile, compacted ground, horizontal yield strength

東北地方太平洋沖地震では，不同沈下や杭頭破損などが発生し，住宅基礎の耐震化が促進される事となった．戸建住宅の地盤改良工法の一つとして砕石パイル工法が挙げられる．この工法は材料に天然砕石が用いられるため，他の地盤改良工法よりも土質改変の影響が少ない．その一方で，住宅基礎と一体化していない事から地震時の水平耐力について不明瞭な点がある．そこで本研究では，砕石パイルにより改良された複合地盤の常時並びに地震時，地震後の健全性について評価することを目的としている．本報告では，砕石パイルと原地盤を合わせた複合地盤において，地震時を模擬した組み合わせ載荷実験を行い杭の健全性について調べた．