[III-13] テーパーを有するモノパイルの基礎的研究(その1 鉛直載荷,水平載荷実験)
キーワード:洋上風力、テーパー杭、支持力特性、水平抵抗
洋上風力発電は,港湾区域内の水域等の占用期間が定められていることから,原状回復を含めた事業計画が求められている.現在,国内外で施工されている洋上風力発電施設の基礎は,モノパイル式基礎が最も多く採用されているが、国内において杭径2mを超える杭の完全撤去の実績はなく、さらに設備の大型化に伴い,施工費やCO₂排出量の増大も懸念されている.そこで,本研究では,基礎杭の完全撤去および事業の低コスト化およびCO₂排出量の削減を考慮し,杭径が杭先端に向けて徐々に小さくなるテーパー杭に着目し,テーパー杭とストレート杭を用いた鉛直貫入・引抜きおよび水平載荷実験を実施した結果について報告する.
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