[III-14] テーパーを有するモノパイルの基礎的研究(その2 コーン貫入試験によるテーパー部の周面摩擦力の推定)
キーワード:洋上風力、テーパー杭、支持力特性、コーン貫入試験
現在,国内外で施工されている洋上風力発電施設の基礎は,モノパイル式基礎が最も多く採用されている.しかしながら,占用期間後の杭の完全撤去や事業の低コスト化,CO₂排出量の削減を考慮し,杭径が杭先端に向けて徐々に小さくなるテーパーモノパイルに着目した.現在,テーパー杭の支持力特性等の研究は数多く行われているが明確な設計法については提案されていない.そこで,模型テーパー杭を用いた鉛直貫入実験および同模型地盤にコーン貫入試験を実施し,両者の関係からテーパー部の周面摩擦力の推定を行った結果について報告する.
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