[III-140] 振動式および静的締固め改良工法による大規模地盤改良工事(その1)
キーワード:サンドコンパクションパイル工法(SCP工法)、変位緩衝孔、近接施工
(株)JERA武豊の火力発電所リプレース工事において,新設号機の主要設備エリアに対する液状化対策としてサンドコンパクションパイル工法(以下SCP工法)を実施した.SCP工法は,地盤中に締固め杭(SCP杭)を強制圧入し,周辺地盤を圧縮することで地盤の強度増加を図る代表的な締固め改良工法である.SCP杭の地盤中への圧入過程では地盤を周囲に押し広げるため,SCP工法では周辺構造物へ及ぼす変位影響が問題となる.
本工事では,護岸等の既設構造物近傍エリアのSCP工法において周辺地盤変位の計測施工を実施したが,変位低減対策として変位緩衝孔を用いることで地盤変位を抑制したのでその内容を報告する.
本工事では,護岸等の既設構造物近傍エリアのSCP工法において周辺地盤変位の計測施工を実施したが,変位低減対策として変位緩衝孔を用いることで地盤変位を抑制したのでその内容を報告する.
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