令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

補強土 (1)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 III-6 (幸町北4号館 423講義室)

座長:橋本 聖(寒地土木研究所)

[III-162] 盛土内水位の上昇がアンカー補強土壁の損傷確率に及ぼす影響

*林 豪人1、小浪 岳治1、村上 太基2 (1. 岡三リビック株式会社、2. 豊橋技術科学大学)

キーワード:補強土壁、損傷確率、降雨

他の土工構造物と同様に、近年の想定を上回る降雨強度の豪雨が補強土壁の安定性に与える影響が懸念されている。ここでは、降雨に起因して補強土壁の盛土内の水位が上昇した場合のアンカー補強土壁の損傷確率をモンテカルロシミュレーションによって求めることにより、盛土内水位の上昇が補強土壁に与える影響を定量的に評価した。その結果、盛土内の水位の上昇に伴い、補強土壁の損傷確率が上昇すること、特に壁高が高い補強土壁で、盛土内の水位が壁高の半分を超過すると損傷確率の上昇が顕著であることが分かった。

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