補強土 (2)

[III-176] 軟弱路床に用いた舗装用不織布の耐久性評価

*矢谷 卓巳¹、峯岸 邦夫²、山中 光一²、柳沼 宏始³、小野寺 貴史⁴、黄 亮³ (1. 日本大学大学院、2. 日本大学理工学部、3. JX ANCL（株）、4. 太平洋プレコン工業（株）)

キーワード：ジオシンセティックス、耐久性能、不織布

軟弱路床対策工法の一つに軟弱路床路症上に不織布を敷設する工法がある。この工法は，路床上に不織布を敷設することで舗装の支持力を確保することが可能であるが，交通荷重下における不織布の耐久性評価および敷設後の損傷を評価する方法は規準化されていない。既存研究では，3種類の評価方法を用いて不織布の耐久性評価の検討を行った。その結果，破損率評価では不織布に石粉が付着し，穿孔を正確に判断できない可能性が示された。

そこで本研究では，従来の評価方法を改善し，供試体条件の異なる2種類の条件下における不織布の耐久性評価を行った。