令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

シールドトンネル (2)

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 III-1 (幸町北4号館 411講義室)

座長:早川 淳一(佐藤工業)

[III-177] 岩盤を対象とした密閉型シールドにおける地質評価事例

*高馬 崇1、樋口 伸朗2、加藤 卓男2、深井 正行2 (1. 鴻池組 技術研究所、2. 鴻池組 東京本店)

キーワード:密閉型シールド、地質評価、掘削体積比エネルギー、岩盤強度

シールドマシンの掘進データである推力,トルク,カッタ切込み量等から算出した掘削体積比エネルギーや推定岩盤強度という指標を用いて,岩盤強度等の物性や地山の崩落性を評価する手法を岩盤を対象とした密閉型シールド工法を採用した工事に適用した.また,掘削ずりを用いて岩石同定やシュミットハンマー試験,岩石の室内試験などを行い,掘進データによる評価と合わせて総合的な地質評価を実施した.その結果,これらの指標は地山の地質変化や岩盤強度特性を反映する指標となりえることが分かった.

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