Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第III部門

杭基礎 (3)

Tue. Sep 3, 2019 2:55 PM - 4:25 PM III-1 (幸町北4号館 411講義室)

座長:松村 聡(港湾空港技術研究所)

[III-18] Horizontal loading tests on steel pipe sheet pile foundation with reasonable consideration of joint structure and steel pipe: Experimental condition

*草場 翔馬1、宮﨑 祐輔1、澤村 康生1、木村 亮1、西海 能史2、小坂 崇2、前川 和彦3、服部 匡洋3 (1. 京都大学大学院工学研究科、2. 阪神高速道路、3. 阪神高速道路技術センター)

Keywords:steel pipe sheet pile foundation, centrifuge test, horizontal loading test, elliptic joint structure

鋼管矢板基礎は,鋼管杭としての支持機能と鋼矢板と同様の締切り機能を兼ね備え,これらの特徴をさらに発展させて開発された日本独自の基礎工法である.井筒形状等に配置した鋼管を頂版および継手の設置により結合させ,水平載荷時に基礎全体が一体となって抵抗する形状であり,その施工性や経済性の観点から多くの橋梁で実績を有している.しかし,継手部の挙動が鋼管矢板基礎の力学特性に及ぼす影響について未解明な部分が多く合理的な設計手法が確立していない.そこで,筆者らは,設計の合理化に資するために,継手や本管長の省略に注目してその水平抵抗特性について遠心模型実験により検討した.本稿では,その実験条件について述べる.

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