令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

トンネル (1)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 III-1 (幸町北4号館 411講義室)

座長:森田 篤(前田建設工業)

[III-188] 既設トンネルの断面を拡大する掘削における周辺地山の挙動に関する実験的検討

*小出 孝明1、日下 敦1、巽 義知1、砂金 伸治2 (1. 国立研究開発法人土木研究所、2. 首都大学東京)

キーワード:山岳トンネル、拡大掘削、応力再配分、トンネル支保構造

既設トンネルの断面を拡大する掘削(以降、拡大掘削)と何もない地山に新たにトンネルを掘削(以降、新設掘削)する場合には、掘削時の条件の違いから、トンネル支保構造に生じる変位や応力等に違いが生じる可能性がある。これに関して、本稿では、拡大掘削と新設掘削を模擬する室内実験を実施し、周辺地山のひずみの変化の状況を測定した。その結果、新設掘削時と比較して拡大掘削時に発生するひずみの変化量が小さいことが確認された。

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