[III-189] 弾塑性解を利用した地下浅所トンネルの安定性評価
キーワード:浅所トンネル、極限平衡解析、円形空洞、支保圧
地下鉄や道路のためのトンネル掘削を地表面に近いすなわちトンネル天端から地表面までの距離がトンネル径の数倍程度の深さで行うとき,掘削に伴う地盤の変形が周辺の構造物に悪影響を及ぼさないように,地盤の耐力を評価するとともに支保の設置しなければならない.特に,NATM工法を採用する際には,地山の支保能力の評価は極めて慎重に進めざるを得ないと考えられる.既に,均質地盤,等方応力状態を仮定した円形空洞周辺の弾塑性解に基づいて,空洞保持ための最小内空圧を求める式を示している.この定式化は多くの仮定を含んでいるため,有限要素解析との比較を報告する.
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