[III-192] NMM-DDAによる鉱山捨石たい積場の地震応答解析検討事例
キーワード:捨石たい積場、マニフォールド法-不連続変形法連成解析、地震応答解析
人形峠環境技術センターが所掌する麻畑2号坑捨石たい積場は,斜面勾配が約35度の谷地形に掘削土砂を投下堆積させたたい積場である.捨石たい積場末端部は河川に隣接しており,想定される断層型地震が発生した場合には斜面を形成している捨石土砂が河川へ流れ込み,上・下流域への被害が懸念される地点である.捨石たい積場の地震時の挙動予測では連続体としての基盤岩の挙動と,不連続体としての捨石堆積物の挙動を同時に応答解析する必要がある.本稿ではマニフォールド法-不連続変形法連成解析(NMM-DDA)を用いて地震時の捨石たい積場斜面の安定性について検討した結果について報告する.
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