[III-196] 鋼製格子枠を用いたのり面の耐震補強・耐降雨対策工の開発(その2)
キーワード:耐震、耐降雨、鋼製格子枠、地山補強材、遮水、人力
現在,筆者らは都市部などの狭隘な場所の既設盛土や自然斜面などの崩壊に対策するため,人力でも施工可能な耐震補強・耐降雨対策工の開発を進めている.
本稿では,開発当初の枠材であるH-100,H-125および軽量化を目的としたハット型で施工した3ケースの鋼製格子枠について,温度変化等による枠材のひずみ変動の影響(接合部の緩みの有無)の確認,中詰め材(カタマ®SP)による遮水性能の確認を目的として,施工試験に伴い長期計測を実施した.
計測結果から,本工法の性能として中詰め材の遮水性が十分な性能であること,ハット型のボルト接合強さが不十分であり改良が必要であることが分かったため,今後検討していく予定である.
本稿では,開発当初の枠材であるH-100,H-125および軽量化を目的としたハット型で施工した3ケースの鋼製格子枠について,温度変化等による枠材のひずみ変動の影響(接合部の緩みの有無)の確認,中詰め材(カタマ®SP)による遮水性能の確認を目的として,施工試験に伴い長期計測を実施した.
計測結果から,本工法の性能として中詰め材の遮水性が十分な性能であること,ハット型のボルト接合強さが不十分であり改良が必要であることが分かったため,今後検討していく予定である.
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