地盤の挙動／地盤の動的挙動 (4)

[III-197] Leak defensive measure of grout material in aseismic reinforcement of a cut earth stone-piling earth-retaining structure point

*土田 大輔¹、小池 典征¹、石橋 誠司²、前田 剛志²、中村 宏²、杉浦 雅洋³ (1. 東鉄工業、2. 東日本旅客鉄道、3. サンスイ・ナビコ)

Keywords:Cut earth, Stone-piling, Aseismic reinforcement, Stick reinforcement, Grout material leak prevention

JR東日本の首都直下地震対策として切土の耐震補強を進めている．棒状補強材による補強を用いている場合，切土の前面には土留め壁が設置されている場合が多い．石積み土留めの箇所で，背面の裏栗石部の空隙を充填する際，定着グラウト材が漏洩し，鋼材周囲にグラウト材を設置できない事象が見受けられた．棒状補強材の定着グラウト材充填の際，シームレス状のパッカーを配置用いることで漏洩防止でき，所定の品質を確保することができる．