令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤の挙動/地盤の動的挙動 (4)

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 III-2 (幸町北4号館 412講義室)

座長:重村 智(日本大学)

[III-197] 切土石積み土留め壁箇所の耐震補強におけるグラウト材の漏洩防止方法

*土田 大輔1、小池 典征1、石橋 誠司2、前田 剛志2、中村 宏2、杉浦 雅洋3 (1. 東鉄工業、2. 東日本旅客鉄道、3. サンスイ・ナビコ)

キーワード:切土、石積み、耐震補強、棒状補強材、グラウト材漏洩防止

JR東日本の首都直下地震対策として切土の耐震補強を進めている.棒状補強材による補強を用いている場合,切土の前面には土留め壁が設置されている場合が多い.石積み土留めの箇所で,背面の裏栗石部の空隙を充填する際,定着グラウト材が漏洩し,鋼材周囲にグラウト材を設置できない事象が見受けられた.棒状補強材の定着グラウト材充填の際,シームレス状のパッカーを配置用いることで漏洩防止でき,所定の品質を確保することができる.

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