令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤の挙動/地盤の安定性評価

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 III-2 (幸町北4号館 412講義室)

座長:海野 寿康(宇都宮大学)

[III-200] 地盤と対策工に生じた隙間が堤内基盤排水対策に及ぼす影響に関する研究

*佐々木 亨1、石原 雅規1、佐々木 哲也1 (1. 国立研究開発法人土木研究所)

キーワード:河川堤防、堤内基盤排水対策、浸透

河川堤防の基盤漏水対策工の1つに,被覆土層に作用する揚圧力を軽減する堤内基盤排水対策がある.この堤内基盤排水対策の設計において重要な配慮事項は,地盤と対策工を密着させることがある.これは,既往の実験では対策工と地盤の間に隙間がある場合,隙間から噴砂が生じた事例が確認されているためであるが,隙間の程度と噴砂発生の関係については明確になっていない.そこで,筆者らは堤内基盤排水対策周辺の状況を再現した小型模型を用いて対策工と地盤の隙間の大きさを変化させて揚圧力を作用させる実験を行い,対策工周辺に生じる流速および変状について検討した.

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