[III-208] Studies on management method of railway bridge piers
Keywords:scour, caution needed bridge, marks of scour, scour caution needed pier
橋りょうの適切な維持管理に繋げることを目的に,JR九州におけるこれまでの洗掘調査結果を分析し,今後の要注意橋りょうの維持管理方法について提案する.調査結果を分析したところ,洗掘採点表による要注意橋脚の選定は一定の効果が出ているものの,一方で,合格した橋脚が洗掘を受けた事例もあることを明らかにした.この橋脚は根入れ比は十分あるが,流路に隣接し,護岸もないといった洗掘に対して不安定な条件にあった.そのため,洗掘調査時にはこのような条件にある橋脚を抽出すべきと考える.これにより,洗掘採点表だけでは見逃す恐れのある洗掘要注意橋脚を抽出でき,適切な維持管理に繋げることができると思われる.
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