[III-209] 河川洪水で消失する橋台背面盛土の保全対策技術の河床変動解析による研究
キーワード:河川洪水、橋台背面盛土、洗掘、水理模型実験、河床変動解析
平成28年8月北海道豪雨による河川洪水で道路の崩壊や落橋など大惨事となった。その橋梁被災の中で、特に橋台背面盛土の洗掘等による橋梁本体への被災が深刻だった。そこで、既往研究では橋台背面盛土の保全対策を立案することを目的に、橋梁被災箇所の状況分析の結果、橋梁背面盛土の被災誘因の多くは、直接的な洪水の流体力による洗掘、河川水が構造物境界に浸透することによる吸い出しであることが確認された。本研究では、既往研究の調査結果をもとに、恒久復旧や予防保全に寄与できる橋梁背面盛土の保全技術を選定するとともに、水理模型実験により被災変状メカニズムを解明しつつ、選定した対策工技術の効果を検証した。
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