[III-211] 外水位変動を考慮した河川堤防の応力解析
降雨に起因する河川堤防の破堤原因として,越流,浸食,浸透が挙げられる.しかし,水位上昇の速度によっては上昇過程で堤体内において内部破壊が発生している可能性がある.本研究では,河川堤防崩壊メカニズムを解明するため,不飽和土/水/空気連成要素有限法解析プログラム(DACSAR-MP)を用いて数値解析を行った.
解析結果より,堤体内の強度低下,体積の圧縮,飽和状態に変化したことから,内部破壊が確認できた.水位の上昇が遅い場合には,内部破壊発生の可能性が高く,さらに水みちが形成されパイピングが発生する可能性が考えられる.
解析結果より,堤体内の強度低下,体積の圧縮,飽和状態に変化したことから,内部破壊が確認できた.水位の上昇が遅い場合には,内部破壊発生の可能性が高く,さらに水みちが形成されパイピングが発生する可能性が考えられる.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。