Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第III部門

土壌地下水汚染

Wed. Sep 4, 2019 10:25 AM - 11:55 AM III-3 (幸町北4号館 413講義室)

座長:小峯 秀雄(早稲田大学)

[III-215] Laboratory Study on Permeable Reactive Barrier for Cyanide-contaminated Groundwater

*日野 良太1、大西 健二1、緒方 浩基1、西川 直仁1 (1. 株式会社大林組)

Keywords:Cyan, Permeable Reactive Barrier, Material selection

化学工場や石炭ガス工場などでは,シアンの汚染地下水を確認する事例がある.操業中の工場では,汚染土壌の掘削など大規模な工事が困難であることから,原位置浄化技術や敷地外への汚染拡散防止対策が採用される場合が多い.本稿では,シアンを対象とした浄化壁の開発を目的として,各種室内試験によって確認された浄化壁の材料選定及び浄化効果を報告する.今回の室内試験を通して,シアンの透過性地下水浄化壁の材料選定及び効果確認を行った.その結果,赤玉土,硫黄系の農業資材,鉄粉の組み合わせにより,浄化壁として目標濃度(0.1mg/L)まで50年以上の効果維持を確認した.

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