[III-217] 六価クロム模擬汚染土におけるヒマワリの浄化効果に関する実験的検討
キーワード:ファイトレメディエーション、六価クロム
重金属などによる土壌汚染を改善する工法としてファイトレメディエーションが着目されている.植物の根の生長を活かして植物体内に汚染物質を吸収する工法で,安価で省労力であるという利点がある.本文では,平面的形状の育苗装置を用いて様々な濃度の六価クロム汚染土壌を対象にヒマワリを用いた植生実験を行うことで,物質の二次元的な時空間分布を計測し,各濃度における浄化効果を評価・分析した.1)0.5ヶ月間で,初期六価クロム濃度25mg/kgdryでは全体の13.5%,75mg/kgdryで7.5%の浄化率を示した.2) 浄化効率向上のためには,植生の植替えを0.5ヶ月を目途に短期的なサイクルで行う必要がある.
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