[III-218] 炭酸カルシウムを使用した酸性地下水の浄化技術に関する検討
キーワード:炭酸カルシウム、重金属、地下水汚染、酸性化、2液合成
地下水が酸性化し重金属を伴うような地下水汚染問題は、市街地事業場等における廃酸の漏洩など人為的起源に限定されるものではなく,山岳トンネル工事等で発生する掘削ずりの転用場所(盛り土等)や保管場所、あるいは鉱さい堆積場等など,地質的原因による環境リスクとしても近年注目を集めている。
本報告では、重金属等を伴う酸性地下水に対する浄化対策において、炭酸カルシウムを活用する拡散防止対策や汚染源対策について検討した。具体的には、石灰石を使用した拡散防止対策や、地盤中で炭酸カルシウムをその場合成する方法に関する室内試験を実施し、中和と重金属固定を両立させる対策技術として適用可能性を評価できた。
本報告では、重金属等を伴う酸性地下水に対する浄化対策において、炭酸カルシウムを活用する拡散防止対策や汚染源対策について検討した。具体的には、石灰石を使用した拡散防止対策や、地盤中で炭酸カルシウムをその場合成する方法に関する室内試験を実施し、中和と重金属固定を両立させる対策技術として適用可能性を評価できた。
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