[III-228] グラウンドアンカー残存引張り力の非破壊評価方法に関する実物大模型実験
キーワード:グラウンドアンカー、緊張力、弦の振動、模型実験、スウィープ、スペクトログラム
グラウンドアンカーの残存引張り力を非破壊で推定する方法として,アンカーのPC鋼材の余長部を加振して自由長部の固有振動を励起する方法を提案した.定着タイプの異なる3種類の実物大アンカー模型を使用し,緊張力の変化に伴う自由長部の固有振動周波数の変化が観測できるかどうか,模型実験によって検討した.その結果,自由長部の固有振動周波数は,両端を固定した弦の理論固有振動周波数と一致することがわかった.また,余長部でのバイブレータ加振によって,自由長部に弦の固有振動を励起できることも確認した.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。