令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤防災/斜面 (6)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 III-4 (幸町北4号館 415講義室)

座長:伊藤 和也(東京都市大学)

[III-234] 常時モニタリングによる外的要因が浮石部振動特性に与える影響分析

*久田 裕史1、藤原 優1、三塚 隆2 (1. 高速道路総合技術研究所、2. 地質計測)

キーワード:落石、危険度、振動、モニタリング

NEXCOで研究・開発してきた「落石振動調査法」は,浮石部の安定性を定量的に評価する手法であり,現地で即座にその安定性を評価することが可能である.しかし,落石の誘因となる降雨などの外的要因が岩塊の安定性に与える影響については、不明な点が多いというのが現状である.そこで,これまで「落石振動調査法」を活用して岩塊の振動特性を常時モニタリングすることで,気温や降雨が岩塊へ与える影響について研究がされてきた.本論では,厳冬期の気温が氷点下を下回る状況下および,降雨による地盤の土壌水分量の変化に着目して,それらが岩塊の安定性に与える影響について分析した.

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