令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤防災/斜面 (6)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 III-4 (幸町北4号館 415講義室)

座長:伊藤 和也(東京都市大学)

[III-235] 施工段階で発生した切土のり面変状対策工について

*常峰 寛之1、伊藤 智治1、佐々木 徹1、平本 竜也1、中徳 基哉2、菅原 千尋2 (1. 大林組、2. 東日本高速道路)

キーワード:切土のり面、のり面変状、地すべり対策工

東北中央自動車道(南陽高畠IC~山形上山IC間の24.4km)の小岩沢地区の切土施工時において,2017年9月初めにのり面の一部に変状が発生した.地盤情報を確認するために,ボーリング調査を実施するとともに,地盤の挙動や変状の原因を把握するため,地表面変位計や孔内変位計を設置して,動態観測を実施した.当地においては,ボーリング調査結果,動態観測結果を踏まえて,排土工,切土のり面勾配の変更,切土補強土工,水抜きボーリング工といった対策工を実施した.本報文では実施した対策工について報告する.

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